
日本球界にアジャストできず、実力を発揮し切れていない
昨季チーム打率.232とリーグワーストに終わった
西武は、今季は「打破」をチームスローガンに掲げ、昨季終了後から打力向上に本格的に着手してきた。
DeNAから
桑原将志、
日本ハムから
石井一成をFAで獲得。さらにパイレーツから
アレクサンダー・カナリオ、台湾/統一で通算112本塁打の
林安可を獲得するなど、球団は最大限の補強を敢行した。
そのかいあって、チームは2018年以来8年ぶりに首位で交流戦突入。特に開幕から出遅れた
タイラー・ネビンが5月1日に復帰し、四番に定着してからは打線が一気に活発化し、得点力が大幅にアップした。
そんな好調な打線の中で、焦燥感を抱えているのが林安可だ。助っ人として主軸の一角での勝負強い打撃を期待されているが、ここまで38試合出場、打率.200、2本塁打、10打点と自身でも納得のいく成績を残せていない。「レベルの高い日本の野球にアジャストするのは簡単ではないと思っていたので、(すぐに結果が出ないことも)ある程度は想定内」だと林安可は話す。
ただ、想像以上に苦戦しているのが代打起用だ。できれば毎試合続けて多くの打席に立ち、その中で感覚をつかみながら一刻も早くアジャストしていきたいところだろう。だが、1試合1打席では、それもなかなか難しい。打席数を得るためにはスタメンを勝ち取ることが最善策と考えれば、やはり巡ってきた打席で結果を出すのみだ。
桑原が故障から復帰し、外野のスタメン争いはより熾烈になった。林安可は5月29日に登録抹消。なんとか現状を打開し、日本でも存分に実力を発揮してみせる。
写真=BBM