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DeNA・蝦名達夫 完全復活への序章「打率3割を目標にしたい」/本領発揮はこれからだ

 


 押しも押されもせぬ戦力となるため、辛抱強くプレーを続けている。プロ7年目でさらなる飛躍を期す蝦名達夫にとって、ペナントレース序盤は思い描いた滑り出しとはいかず、「耐える部分はあった」と率直に語る。それでも「シーズンは長いので一喜一憂しない」と前向きにグラウンドに立ってきた。

 交流戦前までで40試合に出場し、打率.234、1本塁打、8打点だった。自己最多の115試合に出た昨季は後半戦で1番打者を務め、33試合連続出塁を記録してレギュラーシーズン終了。打率.284と好成績を残しただけに、今季序盤の結果は物足りないだろう。

 広角に打ち分ける打撃はもちろん、選球眼にも優れる右打者。「ボールの見極めが持ち味だけど、なかなか長く球を見られていなかった。そこは力みからきたものでもあった」とつまずきの一因を分析する。「詰まってもいいぐらいの気持ち」と球を引き付ける意識を持ち、試行錯誤を重ねてきた。

「外野の軸」と大きな期待を寄せる相川亮二監督は、蝦名の試合前練習でティー打撃の球出しを務め、身ぶり手ぶりを交えた指導で復調を手助けしてきた。責任感の強い28歳は「チームを引っ張っていかなきゃいけない。監督の期待を裏切らないように」と懸命だ。

「まずは規定打席に乗せる。その中で打率3割を目標にしたい。チームを良くするために、野球以外でも思ったことを言えるように」と自覚十分に迎えたシーズン。ここから真価を発揮する。

写真=BBM
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