
不振のため二年連続で二軍落ちとなった。リーグ3連覇には山川の打棒は欠かせない
本塁打王4度の経験を持つスラッガーは、リーグ3連覇と連続日本一のために必ず本領発揮する覚悟だ。5月20日の
オリックス戦(京セラドーム)。不振に苦しむ
山川穂高が、12試合ぶりにスタメンを外れた。その時点で、リーグ3位となる9本塁打をマークしていた一方で、打率は.175。
西武から移籍1年目の2024年には全試合で四番を任せるなど、山川に絶大な信頼を置いている小久保監督は「別に期間限定ではない。優勝するためにはあの爆発力が必要なので」と二軍降格に対して、厳しい言葉で球界屈指の大砲の奮起を促した。
昨季も移籍後初めて四番から外れ、初めて二軍落ちの屈辱も味わうなどシーズンでは極度のスランプに苦しんだが、重要な局面で本来の力を発揮した。
阪神と日本シリーズでは第2戦からシリーズタイ記録となる3試合連続本塁打をマーク。打率.385、3本塁打、7打点の活躍で5年ぶりの日本一に貢献しシリーズMVPも初受賞した。日本シリーズ終了2日後には早くも練習を再開。「絶対に自分の今年(25年)の成績は許してはならない。今までの野球人生で一番練習をする」とオフも自らをいじめ抜き今季に臨んだ。
その効果もありキャンプ、オープン戦で山川の打撃を見つめた小久保監督は「相当オフに『これ』というのは固めてきたんだな」と、今季の活躍に太鼓判を押していた。それだけにここまでの不振は本人にとっても想定外だが、休日返上でバットを振り込む大砲は「ガーンと良くなるときもあれば、徐々に良くなるパターンもある」と本領発揮へ向けて前だけを見つめている。
写真=BBM