
今季途中から7回を任されている
メジャー・リーグでセーブ王にも輝いた絶対的守護神が、新たな持ち場で懸命に腕を振っている。5月31日の
広島戦(みずほPayPay)。3点リードの7回に
ロベルト・オスナが登板し、三者凡退と勝利へのリズムを整えた。「今は体調良く投げられているのが一番。だから自信を持って投げ込めています」と10試合連続無失点を涼しげに振り返った。
2019年はアストロズでア・リーグのセーブ王を獲得。22年途中から
ロッテに移籍し、23年から
ソフトバンクでプレーする。同年は26セーブと期待通りの活躍を見せたが、翌年以降はコンディションが整わず、安定感を欠いた。25年途中に守護神を剥奪されると、右肩の不調で26試合の登板に終わった。
復活を期した今季はオープン戦から元気な姿を見せたが、球団は「起用方針について協議中のため、(開幕一軍の)登録を見合わせることにした」と発表。24年からの4年契約を結んだ際、クローザーでの起用条項が盛り込まれていたという。交渉を続け、4月14日に球団が「起用方法について双方合意しました」と発表し、
オスナは「起用してもらったところで全力を尽くす。あとはそのための準備をするだけ」と話した。
チームのブルペン陣では守護神を務める
杉山一樹が左手骨折からスピード復帰。開幕当初は状態の上がらなかった
松本裕樹も本来の力強さが戻ってきた。ここにオスナが加わり、強力な勝ちパターンが完成した。
小久保裕紀監督も「今のポジションでもクローザーの時と変わらない準備と姿を見せてくれている。敬意を表したい」と高く評価した。
写真=BBM