
貴重なサウスポーとしてリリーフで腕を振っている浜屋
昨季中継ぎの主戦力の一角を担った
山田陽翔、
黒木優太がそれぞれ右肘、右肩のクリーニング手術を受け、開幕を前に長期離脱が決まった。
平良海馬の先発転向も含め、リリーバーの新戦力台頭に注目が集まったなか、チャンスを勝ち取った一人が
浜屋将太だ。
2020年にドラフト2位で入団した浜屋。21年には開幕先発ローテーション入りを果たすも同年秋に左足を手術し、以降、結果を残せずに24年オフに育成選手となった。昨季は24年秋から取り組んだ「球速アップ」に加え、本格的に中継ぎに専念したことも奏功し、二軍で10試合、防御率1.04と結果を残すと、7月31日に支配下復帰。8月6日に一軍昇格し、9月7日から28日まで9試合連続無失点と成長をアピール。シーズン終了まで一軍に帯同し続けた。
コツコツと積み上げてきた信頼は厚く、春季キャンプでは肩痛から第2クールまで投球は行わなかったが、徐々に状態を上げ、5年ぶりに開幕一軍入り。今季は、勝負のあやとなる僅差の場面での登板も増えているなかで6月13日現在、チーム4位の19試合に登板、初ホールドを含む4ホールド、防御率2.30。リーグ首位に立つチームに大きく貢献している。
安定感の要因は「制球力」だと自身は分析する。
「去年から継続している瞬発系のトレーニングと、自分は横投げなので、肩甲骨を使って(力が)逃げないようにするためにハンドボールを投げるようになってから、制球力が定まってきました」
1試合1試合、託された役割を果たして「シーズン通して一軍で結果を出し続ける」の目標を胸に、これからも全力で腕を振る。
写真=BBM