
昨季は44試合に出場し、17セーブを記録。今季は重要な場面でしっかり抑え、ブルペンをけん引する。
年を重ねるごとに円熟味を増し、安定感も増している。プロ10年目を迎えた
星知弥は、今や
ヤクルトのブルペンのエースと言っても過言ではない。今季は6月14日時点で24試合に登板し、0勝1敗1セーブ16ホールド、防御率1.54。主にセットアッパーとして、好調のチームの勝利に貢献している。
「一試合一試合投げて、勝って、その積み重ねだと思う。しっかりまずは目の前の一試合、自分が任されたところをしっかり抑えられるようにやっていきたい」
2016年秋のドラフト会議で2位指名を受けて明大からヤクルトに入団。故障もあってなかなか思うような結果が出ないシーズンもあったが、4月28日には国内フリーエージェント(FA)権を取得した。「球団に本当に感謝している。家族をはじめ、いろいろな人の支えがあったからこそここまでできている」。感謝の思いとともに、目の前の試合に全力を尽くす決意を明かしており、ブルペン陣の中では頼れる存在だ。
「若いころはいろいろ力任せにしていたこともありますが、いろいろなことに取り組んできて、そういう経験が一つの大きな引き出しとなっているのかなというのはあります」
小野寺力コーチ(現
楽天投手コーチ)との出会いも大きかった。故障を抱える中で、投球フォームなどさまざまな指導を受け「その出会いが一番だと思う」と今でも感謝は尽きない。今年はキャンプ中からフォークボールの握りを試行錯誤するなど、努力も惜しまない。32歳となった右腕の存在感は増すばかりだ。
写真=BBM