週刊ベースボールONLINE

オーロラビジョン

中日・藤嶋健人 プロ10年目の選手会長/中継ぎ投手の戦い

 


 開幕からバタバタした中日のブルペンで場面を問わず奮闘している。プロ10年目の今季は選手会長2年目のシーズン。チームリーダーの一人としてゲームを引き締める役割を担う。

 役割は二転三転した。抑えの松山晋也が左脇腹痛で開幕不在。開幕戦では代役のアブレウが腰痛を発症して離脱した。昨オフから昨季のセットアッパー清水達也は腰痛のためスローペースを続ける。繰り返される離脱と復帰、不調……。

 そんな投手が多発されたから、藤嶋の役割は否が応にも増えた。あるときはセットアッパーとして、あるときは走者を置いた大事な場面で。ベンチの指示のまま、マウンドへ向かった。

 チームの不調で二軍の落合英二コーディネーターが4月中旬に一軍に期間限定で合流。二軍に戻って、再び一軍に戻る混乱ぶり。同コーディネーターの肩書は投手コーディネーター兼マネジャー兼スコアラーになった。同コーディネーターからナインへ下された指示を藤嶋は思い出しながら言う。

「先発が6イニングを投げたとします。9回までに残りのアウトは9つ。誰が7回、誰が8回と考えると重圧は増す。ブルペンみんなで9つのアウトを取ろうと伝えられました。一丸となって頑張っていきます」

 今季は3年契約の初年度。推定年俸は1億2000万円(金額は推定)。「投げさせてもらったところで結果を出すだけです」。50試合登板のハードルをクリアすれば5年連続となる。1億円プレーヤーの責任は重い。与えられた職務を果たす。

写真=BBM
オーロラビジョン

オーロラビジョン

週刊ベースボール各球団担当による、選手にまつわる読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング