
アメリカでトミー・ジョン手術を受けたエースは完全復活に向けてリハビリに励む
エースが大きな決断を下した。球団は5月20日、
宮城大弥がアメリカで左肘内側側副靱帯の再建術を受けたことを発表。今季中の復帰が絶望的となった左腕は、大阪・舞洲の球団施設でリハビリに励む日々を過ごしている。
「復帰に向けて頑張るしかないので。やれることはやりたい」
4月9日
ロッテ戦(京セラドーム)の6回二死満塁で初球を投じた直後に左腕の違和感を訴え、緊急降板。保存療法を含めたあらゆる手段を模索する中、一般的な腱の移植に加え、人工靱帯を用いた補強を一緒に行う「ハイブリッド方式」の手術が浮上した。「トミー・ジョンにもいろんな術式があることをそこで初めて知って。球団と話し合う中で許可ももらえたので、迷いはなかったです」。
大谷翔平の再建術を2度にわたって務めた
ニール・エラトロッシュ氏が執刀医を担当し、無事に手術は成功した。
手術前にはドジャース戦を数試合現地観戦した。「もともとチームメートたちの試合を見に行きたかった。何か良いパワーをもらえるかな……と思って」。エースを引き継いだ
山本由伸の勇姿も目の当たりにし、「(ユニフォームが)似合ってました」と目を輝かせた。帰国後はウオーキングや腕の曲げ伸ばしの運動など、可能な範囲からリハビリを開始。同郷の後輩・宮国凌空の一軍初登板を除き、野球の試合は目に入れずに日々を過ごす。「野球をやりたい欲を抑えるために、サッカーとかバスケとか見たりすることが多いですね」。来季中の完全復活を目指し、今はできることに集中する。
写真=BBM