
2月のキャンプで大ケガを負った石井。焦らずに復活への道を歩む
リハビリが順調に進んでいる。兵庫県内の室内練習場を中心に行われている
石井大智の復帰プログラムは、トレーナー相手に距離を確認しながらキャッチボールするまでになっている。
2月の沖縄・宜野座キャンプで紅白戦に登板し、本塁カバーで走った際に左足を痛めたが、その場で崩れ落ちたシーンは衝撃的だった。左足アキレス腱断裂の診断で、大阪市内で縫合手術を受けた。
今シーズン中の復帰は絶望的な状況で、侍ジャパンのWBC出場も辞退に。同月20日に退院し、27日からリハビリを開始した際には気丈に対応していた。
石井自身は「痛みはほぼないです。ただ足の可動域も限られているので、それを無理に出そうとしたら、再断裂というリスクも」と慎重を期して段階を踏んできた。
最初は高さ70センチぐらいの台に座った状態で、上半身だけで軽く投げていた。その後、4月上旬に患部の装具が外れてから、左足の筋力を取り戻しながらのキャッチボールを続ける。
「最初は本当におじいちゃんみたいな足だったんですけど」と苦笑していた本人だったが、現在では平地に座った受け手にそろりと投げるまでにリハビリの成果を見せている。
石井は「気持ち的には見たくないですが」と言いながら一軍の試合をチェックしているという。絶対的なリリーフが再び強くなってカムバックしてくるのを願うばかりだ。
写真=BBM