
5月31日に実戦復帰も、6月19日に左もも裏の張りと発表した
スワローズにとっての最後のピースは、やはり背番号1だ。
山田哲人は、2月の沖縄・浦添キャンプ中に左内腹斜筋の肉離れを発症。以降、二軍でリハビリを続けてきた。約3カ月半が経過した5月31日のファーム東地区・ハヤテ戦(戸田)。ようやく実戦復帰を果たし、元気な姿でファンの前に現れた。
「まずは、試合に出られて良かったなと。ボールも昨年10月以来で、約8カ月ぶりだったので、慣れとかは全然ないですけど、しっかりと段階を踏んでやってこられたかなと思う」
新たな挑戦をする中で、まさかの長期離脱となった。今季から池山監督が就任。オフから「ダイヤモンドは白紙」を掲げられている中、長年山田が守ってきた二塁のポジションも『聖域』ではなかった。キャンプ中には三塁の位置でノックを受け、一塁手用のミットも持参。「セカンドは大好きなポジション」と明言してきたが、チームの方針を受け入れて必死に取り組んできた。その矢先の故障。「ニュー山田哲人」のお披露目は、先延ばしになった。
リハビリ期間中は「焦りはない」と日々黙々とメニューをこなしてきた。自身も得意としている夏場以降の戦いで、背番号1の力が絶対に必要となる。
「まずはしっかり自分の状態を上げていくこと。試合勘もそうだし、イニング数も増えて、打席数も増えて、守備にも就いていく段階に入っていって、一つずつクリアして、という感じ」
しかし、6月19日に「左もも裏の張り」と発表。同13日のファーム東地区・オイシックス戦(柏崎)で今季1号を放つも、以降は出場がなかった。若い選手が多い中、実績も経験も豊富な男の一軍復帰が待たれる。
写真=BBM