
自身初の開幕一軍をつかみ、勝ちパターンの一角を担っている
開幕直後からのフル回転の活躍で、いまや救援陣に欠かせない存在となっている。5月30日の
広島戦(みずほPayPay)。同点の6回に登板した
木村光が、先頭に安打を許すも一死から狙い通り遊ゴロ併殺を奪い無失点にしのいだ。直後の攻撃で味方打線が勝ち越しに成功。チームはそのままリードを守り切り、木村光は育成入団から4年目でプロ初勝利を手にした。「0点で抑えることが自分の長所」。ウイニングボールを手に小久保監督と記念写真に納まると笑顔を見せた。
佛教大から2023年ドラフトで育成3位指名され入団すると、1年目の7月に支配下入りをつかんだ。故障などもあり3年目の昨季までは一軍で思うような成績を残すことができなかったが、今季はキャンプ、オープン戦で好アピールを続け初の開幕一軍入り。いきなり3月29日の
日本ハムとの開幕戦(みずほPayPay)では同点の6回のマウンドを任されると、三者凡退の好投で逆転勝利に貢献した。通算2ホールド目を手にすると、開幕から登板9試合連続無失点と安定感を発揮した。
25日時点で二軍で調整中だが、交流戦終了時点でチームトップとなる26試合に登板し3勝10ホールド、防御率1.85をマーク。今季の救援陣は昨季まで勝ちパターンの一角を担った
藤井皓哉が長期離脱し、守護神の
杉山一樹も一時離脱するなど救援陣は盤石とは言い難かった。それだけに、
倉野信次投手コーチは同じくフル回転の働きを見せている
上茶谷大河とともに木村光の名を挙げ「2人は想定以上の働き。いなかったら違う結果になっていた」とその貢献ぶりをたたえる。育成出身のタフネス右腕が今後もチームを支えていく。
写真=BBM