東洋大からドラフト2位で入団したルーキー右腕の島田舜也は、小学生の頃に横浜スタジアムのスタンドで、ベイスターズに声援を送った。抑えの
山崎康晃が登板する際、登場曲に合わせて跳びはねる「ヤスアキジャンプ」もしていたほどだ。ナインの雄姿は記憶に刻まれており「選手はその応援に応えるためにプレーしていると感じた」と懐かしむ。
横浜市出身。実家は横浜スタジアム最寄りの関内駅から電車で30分ほどの距離にあり、家族ぐるみでチームを応援してきた。4歳上の兄は
松尾汐恩の熱烈なファンという。自身は俊足巧打の外野手として活躍した
荒波翔に憧れ、そのユニホームを着て球場に足を運んだ。小学生時代には
DeNAの野球教室に参加したこともあった。
今度は応援される立場となり、本拠地を埋め尽くしたファンの前でプロ初勝利を挙げた。自身2度目の登板だった5月13日の
中日戦(横浜)。6回5安打無失点と好投し、5回には
細川成也、J.
ボスラー、
石伊雄太を3者連続3球三振に。セ・リーグの新人投手では史上初となる快挙を成し遂げ、お立ち台で「今の方が緊張しています」と初々しく語った。
185cm、95kgの堂々たる体格から150キロ超の直球を投じ、多彩な変化球を操る。将来のエース候補と素質を見込まれており、
相川亮二監督は初白星に際し「これが10勝、100勝になるような投手を目指して」と大きな期待を懸けた。有望株は
今永昇太や
東克樹の名前を挙げ「エース級の方たちと肩を並べられるような選手になりたい」と大志を抱いた。
写真=BBM