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中日・細川成也 頼れる主砲「僕はスロースターターだと思っています」/夏男の季節

 


 夏に懸ける。中日の主砲・細川成也にとっては満足いくスタートとはならなかった。過去数年間を見ると、夏場は成績向上のシーズン。打線の核としてチーム成績向上に貢献したい。

 6月を終えて打率.220、10本塁打、40打点。得点圏打率.300も出塁率.358も悪くはない。「僕はスロースターターだと思っています」と背番号55は語る。

 数字が物語る。昨シーズン20本塁打のうち、7、8月の2カ月間で半数の10本を稼いだ。月間打率は、7月が.333、8月は.258。これはシーズン打率.256を上回る。一昨年は7、8月でともに4本塁打。暑さの残る9月に5本塁打を放っている。

 今季は本拠地にホームランウイングが設置された。球団創設90周年イヤーによる新スタジアムでのプレーが続く。スタンドインであれ、ウイング弾であれ、細川が描く放物線は借金増とともにファンが抱くチームへのフラストレーションをそぐ役割を担っている。

 今季初の二番に座った7月8日のDeNA戦(横浜)は、バックスクリーン下部に直撃する11号ソロ。6月23日の同カード(長良川)以来の一発で打球速度179キロの爆速弾だった。

 井上一樹監督は全幅の信頼を置く。「細川が打たないとチームとして上向くことはないと思っている」。準備し、相手を研究し、微調整しながらゲームに出る。その姿勢は疲れの出る夏場の好結果に結び付くはずだ。二番定着でチームを浮上させる。

写真=BBM
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