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ソフトバンク・鈴木豪太 一球でプロ初勝利「もう何が何だか分からないくらい一瞬の出来事だった」/ルーキー中間報告

 


 ルーキー右腕が、記念すべきプロ初勝利を過去8人しか成し得ていない珍しい形でつかんだ。6月25日のオリックス戦(みずほPayPay)。同点で迎えた6回一死満塁の大ピンチでマウンドを託されると、強心臓が武器の右腕は、若月健矢を初球のカットボールで二ゴロ併殺に仕留めた。絶体絶命のピンチをわずか1球で脱すると、直後の攻撃で味方が勝ち越しプロ初白星をゲット。「もう何が何だか分からないくらい一瞬の出来事だった」。見事な火消しで史上9人目の「1球プロ初勝利」を飾った右腕は興奮気味に記念の白星を振り返った。

 大商大入学直後に転向したサイドスローから打者の胸元をえぐるマウンド度胸が武器の右腕だ。ドラフト3位で入団すると、春季キャンプ、オープン戦で好アピールを続け開幕1軍入り。開幕当初はビハインドの展開での登板が主だったが、安定した投球でベンチの信頼を高めていくと、同点で迎えた大ピンチを任されたプロ15試合目の登板で白星をつかんだ。小久保裕紀監督は「本当に鈴木がよく頑張りました」と高評価した上で「ストライクで勝負ができて、四球がないので安心して送り出せる。将来的には勝ちパターンで投げられるよう目指して欲しい」とさらなる活躍に大きな期待を寄せる。

 プロ初勝利をマークした翌戦の6月28日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、同点の延長10回を任されると三者凡退の好投でプロ初ホールドをマーク。倉野信次投手コーチから「すごく堂々としていて。日増しに評価が上がってきてます」とたたえられた右腕が1年目からのフル回転を予感させている。

写真=BBM
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