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巨人・竹丸和幸 早くも不可欠の存在に「勝ち負けには運の要素もある。あまりこだわり過ぎずに試合をつくれるように」/ルーキー中間報告

 


 堂々と先発ローテーションを引っ張っている。ドラフト1位左腕、竹丸和幸は勝てない時期が続いても、毎度のように試合をつくる能力は、高い前評判どおりだ。

 7月4日の中日戦(バンテリン)では6回5安打1失点(自責0)、9奪三振という好投を見せたものの、味方の援護の少なさに泣き、初登板から12試合目にして初めて勝ち負けがつかない結果となった。それでも、「試合はつくれたと思います。シーズン序盤よりは落ち着いてきたかな」と、いつものように淡々と振り返った。

 広島・崇徳高、城西大を経て進んだ鷺宮製作所で才能が開花。社会人ナンバーワン投手と見込まれ、巨人からドラフト1位指名を受けた。エース格の山崎伊織の故障、戸郷翔征の不振により、球団の新人では64年ぶりとなる開幕投手に抜擢されると、東京ドームでの阪神戦で6回3安打5奪三振、1失点で球団史上初となる1年目の開幕戦勝利をつかんだ。

 そこから7戦5勝と快進撃は続いたが、以降は4連敗。「勝ち負けには運の要素もある。あまりこだわり過ぎずに、今後も1試合1試合、試合をつくれるように」とルーキーらしからぬ落ち着きがあり、心配は無用だ。

 すでにチームの先発陣には欠かせない存在と言える。登板13試合の時点で、すべての試合で5回以上を投げ、そのうち10試合で3失点以下と安定感が光る。この調子で投げ続けることができれば、自然に勝ち星もついてくるだろう。

写真=BBM
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