将来の主軸候補として期待されるドラフト1位の小田康一郎は、脚光を浴びる日を夢見て腕を磨いている。春季キャンプから二軍で経験を積み「打撃、守備、走塁。全てにおいてアベレージを高くしていければ。打率3割を打てるようなバッターになりたい」と思い描いてきた。
身長173センチ、体重85キロとプロとしては小柄ながら、パンチ力に類まれなミート力を兼ね備え、大学日本代表で中軸を務めた左の好打者だ。青学大では4年時に東都大学の秋季リーグで6季連続優勝を飾り、明治神宮大会で2連覇。自慢の打力で名門を引っ張ってきた。
プロ初の先発出場は、ほろ苦いものとなった。0対3で敗れた6月11日の
日本ハム戦(エスコンF)。0対0で迎えた6回一死一塁の二塁守備だった。送りバントの一塁ベースカバーに遅れて内野安打を与え、2点の先行を許す起点をつくってしまった。
打っては5回の先制機で空振り三振。「完全に敗因をつくってしまった。次に生かして、チームを助ける側になれたら」と教訓を得た。もっとも、大学までは一塁と三塁が本職。二塁はプロ入りしてからプレー機会を増やしてきたポジションだ。自身の将来を切り開くために挑戦している。
オープン戦では
中日の
金丸夢斗ら一線級の投手との初対戦で安打を放ち、実力の片鱗を示した。
相川亮二監督も「初見のピッチャーにしっかりコンタクトできる」と潜在能力を認める。「ベイスターズを代表するような選手になりたい」と目標を掲げるホープ。有言実行するべく、今は鍛錬を積む。
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