
一軍で重ねた経験を今後の飛躍へつなげていく
即戦力ルーキー・
立石正広が、ファームで再昇格への準備を進めている。
平田勝男二軍監督は「結果を気にし過ぎたらダメ。セ・リーグ、パ・リーグの投手と対戦できたことは大きな経験。すべてが財産だから、課題を一つずつ克服していけばいい。また新しいチャレンジです」と成長を見守る。
春先までは3度の故障に苦しんだが、プロ初出場となった5月19日の
中日戦(倉敷)では、
金丸夢斗から初打席初安打を放ち、その実力の一端を示した。
創価大で通算15本塁打を放ち、
阪神、
広島、
日本ハムの3球団競合の末に入団した大器は、「通過点です」とプロの舞台へ。5試合目の5月24日・
巨人戦(東京ドーム)では、新人左腕・
竹丸和幸から右中間へプロ1号。広角に長打を放てる持ち味も披露した。
優勝争いを支える戦力として期待されたが、交流戦に入ると調子を落とした。6月9日の
ソフトバンク戦(みずほPayPay)で2号本塁打を放ったものの、その後は快音が減少。6月17日に出場選手登録を抹消されるまで22試合に出場し、打率.202、2本塁打、9打点、2四球、25三振という成績だった。
藤川球児監督は「一番重要なのは、タイガースの中でしっかり活躍できる選手になっていくこと」と将来を見据える。立石自身も「もったいない打席もあったし、技術で解決するしかない」と課題を受け止め、再昇格へ鍛錬を続けている。
写真=BBM