
豪快な一発を放った将来を担う若きスラッガーに期待が高まる
一軍の舞台に立つ喜び、厳しさを実感しながら前に進んでいる。法大からドラフト1位で入団した
松下歩叶は5月29日にプロ初昇格。実戦を重ねて6月28日の
中日戦(神宮)でプロ初本塁打を放った。2年目左腕、金丸が投じたチェンジアップをうまくすくって左翼席へ。出場15試合目、39打席目での記念すべきアーチとなった。
「まず1本出たというのはホッとしました。
金丸夢斗投手はすごくいい投手なので、そういった投手から打てたことは自信になります。ホームランに限らず勝利に貢献できる1本が打てたらと思います」
法大時代は東京六大学リーグ戦で通算14本塁打を放っているパンチ力が大きな武器。今春の沖縄・浦添キャンプでは左ハムスト
リングの筋損傷で出遅れたが、シーズンの前半で一軍に戻ってきた。池山監督も「大学でキャプテンをして責任感もありながら、自分のプレーでしっかり引っ張るというところも備えている。『
ヤクルトのカラーを変える選手』になってもらいたいというところも含めての獲得だと思うので、そういう選手になっていってもらいたい」と期待を寄せている。
ただ、7月4日の
DeNA戦(神宮)では、法大の1学年先輩だった篠木に4打数無安打と抑えられてチームも敗戦。試合後はベンチで一人うつむき「非常に悔しい一日。やり返したい」と唇をかんだ。7月19日現在で24試合に出場し、打率.212、1本塁打、4打点。良い思い出も、苦い思い出も積み重ねてもっと大きく成長する。
写真=BBM