爽やかな顔つきとは対照的な“ド根性”も魅力だ。浦田俊輔は入団2年目にして、
井上温大、
田中瑛斗、
大城卓三とともに監督選抜でオールスターに選出された。
「まさか選ばれるとは思っていなかった。選ばれたことにしっかり感謝して、いろいろ学んでいきたい」と喜びを語った韋駄天は、「
阪神の中野さん(
中野拓夢)にバッティングのこと、守備や走塁のことについてお聞きしたいなと思います」と同じ右投げ左打ち内野手のスピードスターにラブ
コールを送った。
九産大からドラフト2位で入団して2年目の今季は一、二番打者としてスタメンに定着し、7月23日時点でセ・リーグトップタイの25盗塁をマーク。ブレークイヤーの真っただ中にいる。「足を期待していただいていると思うので、応えられるように。全力プレーで頑張りたい」と、ダイナミックな走塁で夢舞台のスタンドを沸かせるつもりだ。
7月14日の
ヤクルト戦(神宮)ではプッシュバントを決めるなど2安打を放っていたが、8回裏の守備からベンチに下がった。昼間は最高気温34度の猛暑に加えて湿度も高かった中で、熱中症とみられる症状が出たためにベンチが交代させたという。
それでも試合後は「明日、絶対出る。気合で治します」と意地を見せ、翌15日の同戦もスタメンで出場した。そんなタフなメンタルも、ファンの人気を高める理由だろう。新たに現れたスター候補が、球宴の舞台で全国の野球ファンに名前を売る。
写真=BBM