
藤川監督も復帰を待つルーカス。終盤戦に向けて着実に準備を進めている
新外国人左腕のイーストン・ルーカスが、一軍復帰へ着実に歩みを進めている。7月中旬には一軍練習に参加し、ブルペンで力強い投球を披露。球団関係者も「想定どおりで順調に来ています」と明かしており、実戦復帰はそう遠くなさそうだ。
身長191センチの長身左腕は開幕先発ローテーション入りを果たし、3試合に先発。しかし、いずれも先制を許して来日初勝利はつかめなかった。メジャー通算4勝の実績を持ち、スイーパーとカットボールを武器に高い奪三振能力を誇るだけに、本領発揮はこれからだった。
だが、開幕から1カ月もたたないうちに戦列を離れる。4月16日の
巨人戦(甲子園)で敗戦投手となり、翌17日に登録抹消。ファームでの登板を経て別メニュー調整となり、5月10日に「腰部疲労骨折」が発表された。
沖縄・宜野座キャンプでは「三振のタイトルを獲れたらいいね」と意欲を口にしていたルーカス。
藤川球児監督も「本人が一番ショックだと思います。でも終盤に戻ってきたい、合わせたいと言っているので待ってあげようと思います」と復帰を見守っている。
現在は
高橋遥人、
伊藤将司、
伊原陵人らが左の先発陣を支えているが、ルーカスが戻れば投手陣の厚みはさらに増す。優勝争いが佳境を迎えるシーズン終盤、虎の秘密兵器となる可能性は十分だ。
写真=BBM