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中日・サノー 勝利に貪欲なムードメーカー/助っ人前半通信簿

 


 陽気なカリビアンが竜の力になっている。前半戦ですでに2ケタ本塁打はクリア。7月8日のDeNA戦(横浜)から10日の広島戦(バンテリン)では3試合連続本塁打を達成した。

 球団の助っ人の3試合連続本塁打は、2017年5月28日のヤクルト戦から6月3日まで6試合連発のゲレーロ以来、9年ぶりの快挙となった。

「チームの期待に応えようと思うし、故障なく、長く野球をやりたいと思っているので、しっかりと役に立ちたい。とにかく勝つことに集中することが大事だ。まだまだ試合数は残っている」

 メジャー通算164本塁打の大砲として竜にやってきた。来日時には身長196センチ、体重126キロ。その巨体から愛称は「ゴリラ」。底抜けの明るいキャラクターはもちろん、熱いハートの持ち主でもある。

 4月上旬、負けが込んでいたなか、選手だけで行われたミーティングでは自ら手を挙げて発言した。

「自分もメジャーでそういう経験はしてきた。周りはいろんなことを言っているけど、自分たちだけを信じて頑張ろうよ」とチームメートの奮起を促した。

 同月14日の広島戦(豊橋)では適時打を放った直後の走塁で左脚を痛めたが、1カ月半ほどで一軍復帰。暑さが加速していくとともに、大砲が覚醒している。

 井上一樹監督も7月には「ベンチでも盛り上げて、いい働きをしてくれている。これからのキーマンはサノー」と期待を込めた。

 若手選手らに教わった「サノちゃんペッ!」のパフォーマンスをはじめ、ベンチでも常にチームメートを盛り上げ、時に励ます。勝利に向けて、懸命にバットを振り続ける。

写真=BBM
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