リーグ3連覇と連続日本一に向けて欠かせない左腕が、勝負の後半戦でキーマンとなる。7月23日のファーム
中日戦(タマスタ筑後)。今季は調整が遅れここまで一軍登板のないモイネロが約2カ月半ぶりに実戦復帰した。先発し3回59球を投げて4安打1失点。「制球重視で投げることがテーマだった」と振り返ったように、最速は152キロながら、球数の約8割をストライクゾーンに投じた。その上で「体の状態はほぼ100%。次もう一度二軍戦で投げると思うけど、100%の状態になると思う」と、一軍合流が近いことを強調した。
かつては絶対的セットアッパーとして君臨し、来日8年目の2024年に先発転向した。先発1年目は最優秀防御率のタイトルを獲得。転向2年目の昨季も2年連続での最優秀防御率だけでなく、リーグMVPも受賞。
だが3月WBCにキューバ代表として出場した今季は、母国の情勢不安もあって大会後の再来日が遅れた。母国でトレーニングも十分に行えず調整も大幅に遅れ、5月14日の三軍戦でようやく実戦登板。だが再び左肩周辺の違和感のため、その後はリハビリ調整が続いた。
若手先発陣の台頭もありチームが前半戦を首位でターンした中、勝負の後半戦での一軍復帰が見えてきた。球宴前に
小久保裕紀監督は、シーズン残り50試合に向けて「後半戦のプラス材料はモイネロ。何試合に登板できるかわからないけど、彼が貯金をつくれば優勝に近づくんじゃないですか」と強調。福岡移転後初のリーグ3連覇を狙うチームにとって、最強助っ人左腕の存在は欠かせない。
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