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巨人・石塚裕惺 2年目ドライチの本領発揮「終盤はもっと厳しい戦いが続いていく。チームの力になれるように」/後半戦に息巻く!

 


 炎の渦に巻かれるような敵地・甲子園の完全アウェー状態も、石塚裕惺にとっては心地よく感じられる。

 前半戦の最終カードとなった阪神との首位攻防3連戦(甲子園)。20歳の若武者は「気温の暑さだけじゃない熱量みたいなものを四方八方から感じました。その中でも楽しくできた」と、9打数5安打と打ちまくった。巨人ファンだけでなく、きっとライバル・阪神のファンにも、後半戦の爆発を予感させる活躍だった。

 埼玉・花咲徳栄高からドラフト1位で入団した昨季は終盤に1本、安打を放った。今季は春季キャンプ、オープン戦と一軍で優先的にチャンスを与えられたが、打率1割台に終わって開幕一軍入りを逃した。

 ファームでは石井琢朗二軍監督の「ちっちゃくまとまるな」の言葉を胸に、長打力を磨くことも忘れなかった。4月21日には練習中のアクシデントで出場選手登録を外れた泉口友汰に代わって緊急昇格。翌日の中日戦(前橋)に三番・遊撃でプロ初先発し、2点適時三塁打を放った。しかし、同26日に下半身のコンディション不良を訴えて離脱。もったいないケガでリハビリを強いられた。

 7月22日に一軍の舞台に戻り、今度こそチャンスをつかもうとしている。「周りの先輩がやりやすい空気をつくってくださっています。終盤はもっと厳しい戦いが続いていく。チームの力になれるように」。次代を担う背番号23が後半戦のキーマンだ。

写真=BBM
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