
移籍2年目の今季、西武打線に欠かせない存在となっている平沢
現役ドラフトで西武に加入して2年目の今季、
平沢大河は充実のシーズンを過ごしている。
仙台育英高時代には1年生から遊撃のレギュラーとして活躍した。3年時には甲子園に春夏連続で出場。夏の大会では決勝進出を果たし、敗れたものの同大会で通算25打数6安打、3本塁打、打率.240を記録した。
そのポテンシャルを買われ、2016年ドラフト1位で
ロッテに入団。18年には自己最高の112試合に出場し、打率こそ.213ながら5本塁打、32打点の活躍を見せた。だが、ケガなどもあり、その後は出場機会を減らしていた中で訪れた西武への移籍だった。
1年目の昨季は出場機会に恵まれず7試合の出場にとどまったが、今季は状況を一変させた。4月5日に今季初昇格を果たすと6試合目で3年ぶりの本塁打を含む1試合4安打。その後も2試合連続猛打賞を記録するなど、打撃面での猛アピールに成功した。
「打撃フォームや取り組みなどはこれまでとほとんど変わりません。常に積極的に打ちにいって、甘い球を逃さずに打つ。チャンスの場面では『絶対に自分が(走者を)かえす』と思って打席に立っています」
持ち前の選球眼に勝負強さが加わり、首脳陣からの信頼が格段と上昇した。
一度の抹消もなく一軍帯同が続き、移動や精神的な重圧など久しぶりに一軍の疲労感を感じているという。だが、「心地良い疲労感。ありがたいですよね」と頬を緩める。
ペナントレースも後半戦に突入し、チームは8月15日現在、2位。22年以来のCS進出、さらには逆転優勝を狙うチームの必要不可欠な存在になるべく結果を出し続ける。
写真=BBM