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オリックス・来田涼斗 聖地を沸かせ続けた男がプロ6年目に覚醒/甲子園のヒーローは今

 

今季すでに3度の1試合2本塁打と持ち前の長打力が覚醒中だ


 聖地を沸かせ続けた男が、プロ6年目でついに覚醒の時を迎えようとしている。来田涼斗は8月17日時点で既にキャリアハイの7本塁打を記録。23歳の外野手が、オリックスの未来を明るく照らし出している。

 兵庫・明石商で1年夏から3季連続で甲子園の全国大会に出場。2年春のセンバツでは智弁和歌山高との準々決勝で、史上初の先頭弾&サヨナラ弾を記録し、2年夏も履正社高との準決勝で先頭打者本塁打を記録するなど、高校野球史に名を残す活躍を続けてきた。新型コロナウイルスの影響で出場が決まっていた3年春のセンバツは中止に。それでも夏の交流試合に招待され、ロッテ中森俊介とともに全学年で甲子園球場でのプレーを経験した。

 高校通算34本塁打の実績を引っ提げ、2021年ドラフト3位でオリックスに入団。プロ初出場となった7月13日の日本ハム戦(釧路)では、高卒新人史上初めて初打席の初球でプロ初本塁打を放つなど猛打賞と鮮烈なデビューを飾った。

 プロ2年目以降はなかなかチャンスをつかめずに雌伏の時を過ごしてきたが、今季は7月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)でキャリア初の1試合2本塁打を放つなど、同最多5打点の大暴れ。7月は月間打率.327(55打数18安打)を残すと、8月3日の楽天戦(東京ドーム)では藤平尚真から自身初のサヨナラ本塁打を放つなど、途中出場ながら再び1試合2本塁打、16日の日本ハム戦(京セラドーム)でも今季3度目の1試合2発と過去5年間の通算本塁打数を超える好調ぶり。入団時から田口壮氏に口酸っぱく言われてきた「気合と根性」を今でもグラブに刻む若武者は、飛躍の時をつかもうと必死だ。

写真=BBM
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