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巨人・田中将大 夏が似合う男「自分のやらないといけないことだけはしっかりと見失わないように」/甲子園のヒーローは今

 


 大投手としてキャリアを歩む男がベールを脱いだのは2005年の夏だった。北海道・駒大苫小牧高2年だった田中将大は、エース格として夏の甲子園で連覇に導いた。翌年の夏も決勝再試合の末に準優勝を果たし、華々しい活躍で全国に名前を売った。「思い出はたくさんあります」と、甲子園は右腕にとって一言や二言では言い表せない特別な場所だ。

 高卒ドラフト1位として楽天に入団し、メジャー・リーグのヤンキースでもエースとして活躍。巨人に加入した昨季は史上4人目となる日米通算200勝を達成した。甲子園を沸かせた「マー君」は、その後も輝かしい道を歩んできた。

 プロ20年目の節目を迎えた今季は開幕前から好調を維持し、5月1日には思い出の甲子園で阪神打線を6回途中3失点、8奪三振に封じて今季3勝目をマーク。「こんなので復活と言われたらダメ」と頼もしい姿で投手陣を引っ張っていたものの、6月中旬からはファームでの調整が続いている。

 8月4日のファーム中地区DeNA戦(Gタウン)では6回無失点と好投。ファーム降格後は22イニング連続無四球と安定感が光っていた。11日の西武とのファーム戦(ベルーナ)では4回6失点と崩れたものの、「評価は周りの方々がする。自分のやらないといけないことだけはしっかりと見失わないように、やるべきことをやるだけ」と、先発陣の層が厚いチームで一軍からの招集を待つ。

 夏が似合う男が本領を発揮するのは、これからだ。

写真=BBM
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