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DeNA・筒香嘉智「自分の意識がそれないことが大事」今も昔もチームの先頭に/甲子園のヒーローは今

 


 2008年夏に横浜高の2年生にして甲子園を沸かせた筒香嘉智は34歳になった今、DeNAの主将としてチームを導いている。今季は19年以来7年ぶりにチームリーダーを託され「自分の意識がそれないことが大事。思い描いているものに到達できる準備を1年間やっていければ、いい結果が見えてくる」と先頭に立つ。

 高校時代は1年から4番を担い、2年時は2季連続で甲子園に出場。夏は打率.526、3本塁打、14打点をマークし、4強進出の立役者となった。その名を全国にとどろかせたのが、聖光学院高との準々決勝だ。5回に右翼ポール際に2ランを突き刺すと、6回には2打席連発となる満塁本塁打を右翼席へ。7回の2点二塁打を含む1試合8打点と大暴れした。

 高校通算69本塁打のスラッガーは、プロ入り後も大きな放物線でファンを魅了しており、昨季最終戦で日米通算250本塁打を達成。今季は7月25日の中日戦(バンテリンドーム)で横浜高の先輩にあたる涌井秀章から先制の7号ソロを放ち、チームを勝利に導いた。40歳の今なお第一線で投げ続けている大先輩との対戦で健在の長打力を示した。

 酸いも甘いも噛みわけてきたDeNAの一員としての矜持がある。「個の力はチームにとって非常に大きなもの。でも、ベイスターズの野球は『個』はもちろんありながら『チームとして』ということも掲げている。そこに意識を持って取り組むのは当たり前。選手はそれをやり通す義務がある」。NPB13年目のシーズンも頼もしくナインを引っ張る。

写真=BBM
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