
今季は攻守にわたって存在感を示しながら、明るい人柄で仲間を鼓舞。チームの盛り上げ役として欠かせない存在となっている
今季は持ち前の明るさに加え、バットでもチームを盛り上げている。2023年限りで
ソフトバンクを戦力外となり、
ヤクルトに入団して3年目の
増田珠はここまで開幕から一軍登録を外れることなく、打率.281、7本塁打、34打点(8月30日現在)をマーク。中心選手としてファンに勝利を届ける使命感を持ってグラウンドに立つ。
「やっぱり1回しか見に来られないファンの人たちもいると思う。どんな試合展開であれ、少しでも来て良かったなって思ってもらえるようなところは見せたい。『最後まであきらめていないぞ』という姿勢は最後まで絶対に見せないといけないと思っている」
今季のヤクルトは開幕ダッシュに成功。一時は貯金「11」に達し、
巨人、
阪神とし烈な首位争いを繰り広げていた。ただ、交流戦あたりから苦しい戦いとなり、シーズン最終盤に向けて正念場を迎えている。浮き沈みが激しいシーズンの中でも、増田はナインを鼓舞し続け“燕の元気印”であり続けた。
「常に元気を出しておかないといけないというか、やっぱりそういう存在でありたい。『良くても悪くてもずっと声出してんな』って。それがなくなると僕じゃなくなっちゃう。『ここで打ちたかった』となるときはもちろんありますけど、そういうときにどれだけ強く自分で自分を鼓舞できるかだと思う」
これからの戦いは重要度を増していく。3年連続Bクラスのチームを押し上げ、有終の美を飾るべく、増田はこれからも声を張り続ける。
写真=BBM