廣池康志郎は今季16試合に登板し、2勝6敗(9月17日現在)。前半戦は先発ローテーションの一角を担った。
「今年、開幕してすぐ先発になって。投げていく中で、交流戦あたりの6月くらいまでは、あまり対戦したことのないチームのバッターもいて、それなりに抑えられてはいたんですけど。何回も対戦していく中で、自分のボールも見慣れられてきて、その中で抑えるのがなかなか難しいなとは感じました」
登板を重ねるにつれて相手打線に対策され、打たれるケースが増えたことを痛感した。
改善すべき課題には「全球種のレベルアップ」を挙げる。
「その中でも変化球の部分は、自分の中でも打たれている球は一番打ちやすい高さに投げてしまっているので。落とさなくてもいいので、投げる高さはしっかり低めに集めるとか、そういった部分は技術が必要かなと思います」。課題を明確にし、ファームで投げ込んでいる。
今季得た反省を終盤戦、そして来季へとつなげる。
「長いイニングを投げたいのもあるんですけど、なかなか今年は勝ちをつけられなかった」と、打線の援護を受けた直後の失点を反省点に挙げた。
「ファームに落ちているときに、ピッチングコーチからも『勝てるピッチャーになってほしい』と言われたんで。やっぱりチームに流れを持ってこられるような、そして勝てるピッチャーになりたいと思います」
若い右腕は明確になった課題と向き合い、再び一軍のマウンドで勝利をつかむために腕を振る。
写真=戸加里真司