
再び一軍への昇格を目指す佐藤
このままでは終われない。シーズンも終盤、胸に強い思いを秘める選手がいる。昨オフ、現役ドラフトで
ソフトバンクから加入した
佐藤直樹だ。開幕から存在感を示し続け、6月を終えた時点では、45試合に出場して打率.278、6本塁打と好調をキープ。持ち前の長打力に加え、安定した打撃を見せていた。
5月15日のソフトバンク戦(
楽天モバイル)では、2回に3号3ランを放った。古巣を相手にチームの勝利に直結する一発を放ち、「弾道が低かったので捕られるかなと思ったんですけど、歓声でホームランと分かりました」と喜びをかみ締めた。
しかし、7月2日にコンディション不良により登録抹消。負傷した箇所については発表されなかったが、再び一軍昇格を果たしたのは同31日。約1カ月も二軍で過ごした。「頑張ります。(患部の状態は)良くなりました」と復調を目指すも、8月は23試合に出場して53打数9安打で月間打率は.170。吉井監督が守備でも評価する外野手だが、9月も2試合で4打数無安打と打撃面での不振から脱せず、10日は再びの登録抹消となった。
シーズン途中、
三木肇前監督から吉井新監督に代わったことは前向きに捉えている。「ちょっとずつ楽天がいい方向に向かっていると思う。そこに僕が加わって、もっと勝てるようにやっていきたい」と意気込む。辰己、中島、
マッカスカーらと繰り広げる激しい定位置争い。佐藤が復活し確かな輝きを放ち続ければ、チームの未来も明るいものとなるはずだ。
写真=BBM