
火消しのやりがいを感じながら結果を残し、復活を印象付けた堀。ポストシーズンでも腕を振る
2021年に最優秀中継ぎ投手に輝いた
堀瑞輝が、プロ10年目のシーズンを迎え、再び輝きを取り戻している。ここ数年はケガに泣かされ、昨季は自己ワーストの2登板に終わった。今シーズンも開幕は二軍スタートだったが、5月頭に一軍昇格し、同月20日の
楽天戦(エスコンF)では1球勝利をマーク。「とにかく今はがむしゃらに投げて」とイニング途中の火消し役など難しい役割をこなしながら、評価を高めていった。
簡単なポジションではないが、堀自身は常々やりがいを口にしていた。「ああいうとこで使ってもらえるのは、中継ぎとしてだいぶ信頼は上がってきたかなと思うので、これからもしっかりゼロで終われるように投げていきたいなと思います。おととしと比べて、仕事量があると考えたら、中継ぎとしては誇りかなと思います」。ここ数年は一軍に定着できず、苦しんでいただけに、試合で投げられることが大きなモチベージョンになっていた。
8月中旬には3試合続けてイニング途中から登板し、火消しに成功。「しんどいですよ。しんどいしか出てこない」と苦笑いを浮かべながら「そういうところでやっていかなきゃいけないタイプだと思うし。そこを任されている以上、しっかり仕事としてこなしたいなと思います」と使命感をたぎらせていた。シーズン終盤からは守護神・柳川へつなぐセットアッパーを任され、安定感のあるピッチングを見せている。ポストシーズンに向けて、復活を遂げた左腕がキーマンになりそうだ。
写真=BBM