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ソフトバンク・周東佑京 武器の足を生かし攻守で躍動/これぞプロの技

 

足だけでなく、打撃でも見せた今季の周東


 球界屈指のスピードスターが、その脚力を駆使し、「プロの技」を披露した。9月8日の日本ハム戦(みずほPayPay)。八回二死満塁のチャンスで、周東佑京が金村尚真の投じた内角高め直球をとらえた。当初「(スタンドに)入ると思って走っていた」という鋭い打球は右翼フェンスに直撃。一塁付近で、相手外野陣がクッションボールの処理にもたつくのを確認すると、ギアを上げた。俊足を飛ばし、外野からの返球よりも前に悠々と本塁へ生還。小久保裕紀監督が現役時代の1999年に記録して以来プロ野球27年ぶりの満塁ランニング本塁打となった。

 近年はリーグ盗塁王のタイトルを“指定席”とし、7月には史上49人目の通算250盗塁も達成した。5月10日のロッテ戦(みずほPayPay)では公式戦29年ぶりとなる単独ホームスチールを成功させ周囲の度肝を抜いたが、そのスピードを武器に同一シーズンでそれに匹敵する“伝説”をつくり「僕らしいな」と白い歯をこぼした。

 ただ、小久保監督は自身が記録した珍事を27年ぶり更新した一打よりも、初回の打撃を称賛したように今季はその俊足以外でも大きく3連覇に貢献した。周東は初回無死一塁で山崎福也から右翼席へ先制2ランをマーク。打線がその1週間前の前回対戦で7回3安打1得点に封じられていた左腕に先制パンチを浴びせ、5回途中で降板させた。2点リードの3回の守備では水谷瞬が放った右中間への大飛球を全速力で追うと、最後はフェンスにぶつかりながらも好捕。走攻守での「プロの技」に観客席は何度も沸いた。

写真=BBM
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