
今季、いろいろな成績でキャリアハイをマークし躍進した増田
チャンスをつかみ、ようやくプロ野球の中心で輝くときが来た。
ヤクルトに加入して3年目の
増田珠にとって、今季はまさに飛躍のシーズンとなった。出場試合数、安打数、本塁打数、打率などあらゆる成績がキャリアハイ。何よりオールスターゲームに出場し、規定打席(443)にも到達したことで、今やレギュラー選手の一員だ。
「今年のチャンスでここまで来られなかったら、この後、たぶん一生チャンスはなかったと思う。自分としても覚悟を持って臨んだシーズンで、ある程度、形になっているというところはうれしいかなと」
はい上がってきた野球人生だ。長崎県出身。横浜高から2017年秋のドラフト会議で3位指名を受けて
ソフトバンクに入団したが、選手層が厚いチームの中でなかなか結果が出ず、23年限りで戦力外通告を受けて24年シーズンからヤクルトに加入した。昨季までは主に代打など途中出場での起用。それでも、腐らず少ないチャンスで結果を残してきた。「やっぱり戦力外という経験があるからこそ、気が抜けない。本当にチャンスを与えてくださったヤクルトに恩返ししたいという一心」との思いで、歯を食いしばってきた。
スタメンでの出場が増え、規定打席到達やシーズン100安打など明確な目標が生まれ、しっかりとクリアしていった。「やっぱり今年のオフがまた大事になってくると思う。もう一回り大きくなった状態で来年のキャンプに入っていけるような準備をしたい」と増田。26年はまさに飛躍のシーズンだった。
写真=BBM