
今季はチーム2位の16本塁打をマークした
今季の外国人選手の中で、唯一シーズン通して一軍に帯同し、主戦力として活躍したのが
アレクサンダー・カナリオだった。133試合に出場し、128試合でスタメン起用は、いずれもチームトップの数字を誇る。120安打、16本塁打、54打点、13盗塁、打率.247の数字は必ずしも助っ人として「100点満点」とは言い切れない。だが、
仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチは「来日1年目でどういうタイプの選手か分からなかった中で、思っていた以上に頼った」と貢献度の高さを口にする。特に
日本ハムとのCSファーストステージ初戦(ベルーナ)でのサヨナラ本塁打は、その存在の大きさをより強く印象づけたと言えよう。
カナリオはすでに来季の契約が決まっている。今季は積極性が買われ、一番起用が多かったが決してそれが最適解ではないと仁志コーチは話す。
「パワーがあるのでコンタクト率が上がってくれば、その延長上で長打の数も増えてくると思う。そうなればクリーンアップを打つ存在になる」
そのためにも同コーチは2年目のカナリオには「確実性」を課題に挙げる。1年目の今季は個性を尊重するためにも「大きく変えたくなかった」と、あえて必要最低限の助言のみにとどめたという。その上で、今季見えた傾向や結果に対し、来季はしっかりと話し合いながら改善していく考えだ。
「チーム全員が私をとてもリスペクトしてくれて、私が成功できるように全力でサポートしてくれ感謝しています。来年だけではなく、その後も1年でも長くライオンズのためにプレーしたい」
さらに頼りにされる存在になるべく、カナリオは来季の成長を誓う。
写真=BBM