4月30日の
ソフトバンク戦(QVCマリン)で
藤岡貴裕投手が今季3勝目を挙げた。
ロッテの新人投手が4月中に3勝するのは、前身の毎日オリオンズ時代の1956年の
中西勝己氏以来、実に56年ぶり。
60年ぶりの開幕4連勝に続き、またも毎日オリオンズの古い記録が紐解かれることに。ちなみに中西投手はデビュー戦で完封勝利の離れ業を演じ、大毎、東京と名称変更したオリオンズ一筋で通算72勝した。
歴史的投球の藤岡は「新聞で見て記録は知っていた。後ろの投手と打者の方のおかげで勝てている。1試合1試合、チームに勝ちをつけることを考えたい」と、新人らしからぬしっかりした口調で話した。