7月27日の
阪神戦(甲子園)で先発した
ティム・コーコラン投手。スタンドを埋め尽くした阪神ファンの大歓声や重圧に押しつぶされることなく冷や汗ものの投球で来日初勝利につなげたのだが、そのときの“ある行動”が注目された。
試合中、間を取るためにマウンドに向かった友利投手コーチに同行した通訳に白いタオルを渡され、コーコランが大粒の汗をぬぐう場面があったのだ。一風変わった光景に、思い出すのはマウンド上で汗をふく姿が話題となった早実時代の
斎藤佑樹(
日本ハム)だ。中畑監督は「あいつはハンカチ王子か。あいつ、知ってたんじゃないのか」と目を細めて大笑いしていた。