4月10日時点ですでに2勝を挙げている同期入団の高木勇に続けとばかりに、ドラフト2位ルーキーの
戸根千明投手が4月7日の
広島戦(マツダ広島)でうれしいプロ初セーブをマークした。
1点を勝ち越した直後の11回。勝利の掛かった大事なマウンドに、「しびれる場面で投げさせていただいたことに感謝したいです。一瞬、鳥肌が立ちましたが、緊張はなかった」と言うように、二死から四球を出したが、後続をキッチリと断って強心臓ぶりを見せつけた。チームは4時間12分の今季最長ゲームを制して3連勝、勝率を5割に戻した。そのうち2勝1セーブが戸根と高木勇の新人コンビが挙げたもの。頼もしいフレッシュマンたちだ。