今季を通して最も多くの選手が起用されたのが右翼手だ。開幕戦は新外国人のハーミッダが務め、その後は谷口、岡に新加入の淺間、矢野ら合計8選手が守った。それぞれ与えられたチャンスで結果を残し、アピールを続けた。その中で最もいい打率を残しているのが打率.310(9月10日現在)の
杉谷拳士外野手だ。先発出場数も48試合と最も多い。
ただ、3割の高打率を残しているのに、定位置は確約されなかった。
陽岱鋼の復帰、ファームで好結果を残した選手にチャンスが与えらたことで、好調なのにベンチを温めるという苦悩を味わった。それでも腐らずに戦い続け、シーズン終盤で再びチャンスがきた。CSでもチームにとって大きな力になるはずだ。