役割の徹底へ。
尾花高夫投手コーチが、投手のバント成功率100%を厳命した。「8割成功させようと思うから6割程度の成功になる。100%成功させるように練習すれば(確率は)向上する」と意識改革を促した。今季の投手陣のバントは49回試みて22度の成功と成功率.449。投手一人ひとりに「この秋に一番取り組むこと」を投・攻・守のそれぞれで明確にテーマ付けをさせている同コーチ。
“攻”のテーマとして投手陣は連日、バント練習に時間を割いている。来季は本拠地での投手の打撃練習を今季よりも多く行うことも示唆。むろん、投手も打席に立てば“打者”。来季はマウンドのみならず“打席”でも投手の役割が求められる。