節目の記録到達も、不甲斐ない投球内容に本人の表情は冴えなかった。6月13日の
楽天戦(神宮)で、
石川雅規投手が5回まで投げプロ野球史上46人目となる通算2500投球回を達成した。しかし、その内容は被安打7、6失点。特に5四死球が失点に絡み、6敗目を喫した。「先に点を与えてしまったのがすべて。先発の役割を果たせなかった」と石川。それでも2500投球回については「辛抱強く使ってくれたので」と、歴代の首脳陣に感謝した。
2番手以降の投手も次々とつかまり、終わってみれば被安打15、12失点、9四死球の惨状となった。これで交流戦11敗目。この時点で再び自力優勝の可能性が消滅した。