
岸 孝之
まさに孤軍奮闘の働きだ。33歳のベテラン右腕・
岸孝之投手が5月4日の
ロッテ戦(
楽天生命パーク)で7回3安打無四球、無失点の好投で3勝目(1敗)をマーク。5対0で勝利したチームは8勝23敗1分となり、半数近くの白星を岸が稼いだことになる。
自身の地元・宮城にある本拠地での、約1年ぶりの勝利となった。「やっと勝てた。とにかく勝てて良かった」。岸は安どの表情で振り返った。防御率1.60でパ・リーグのトップに浮上。最下位に低迷するチームの中で、まさに希望の光となっている。この日は34歳の今江、32歳の聖澤が打点をマーク。チーム打率.218と低迷する打線をベテラン勢が引っ張り、再浮上を狙っていく。