今季は、首を振って納得のいかない場面が多かった。10月9日の
巨人戦(甲子園)での最終登板でも同じ場面が繰り返された。日米通算100勝を目前にしているメッセンジャー投手。この日の先発マウンドで輝くことはできなかった。
「自分のチームより相手を助けてしまったよ」と自虐的にコメントしたメッセンジャー。5回10安打4失点で降板。日米通算100勝は来年に持ち越された。この件に関しても「来年はここにいないかもしれないし……」。だが、チームで唯一の2ケタ、11勝(7敗)を挙げるなど、まだまだエースとしてチームに欠かせない。「達成したかったけどね」と来季へ向けての宿題を持ってオフシーズンとなる。