開幕を前に新たなスタートを切った。3月26日、川原弘之投手と周東佑京内野手が支配下登録された。新しい背番号は川原が「63」、周東が「23」。川原にとっては4年ぶりの支配下復帰だ。

　同日に行われた記者会見で、2選手は終始笑顔だった。「素直にうれしい。戦力外になって、肩を手術して、ヒジを手術して。3回野球人生が終わってもおかしくなかった」と川原が苦しい時期も含めたこれまでを振り返りシンプルに喜びを表現すれば、周東も「(球団からの通達に)ニヤケが止まらなかったです」。今後について、川原は「勝ちパターンで投げられる投手に」、周東は「足が武器なので終盤の代走で勝負をかけられる選手に」と意気込みを語った。