期待の若手が大仕事だ。ドラ7ルーキーの中川圭太内野手が、4月24日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に七番・三塁でプロ初先発出場を果たすと、3回の第1打席で一、二塁間を破るプロ初安打をマーク。1点ビハインドの9回一死三塁の場面では、右翼線に同点の三塁打を放ち、続く伏見の適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。プロ初打点を挙げて逆転勝ち(3対2)を呼び込んだ背番号67は、試合後「必死に食らいついた結果」と喜びを口にした。
現在、休部中のPL学園高OBで“最後のPL戦士”としても注目を集めたが、実力で存在をアピール。23歳の若武者が殊勲打を放ち連敗を3で止め、西村監督に監督通算200勝目をプレゼントした。