安倍サン、カツカレーぐらいで体調万全アピールなんて甘い。 金田ロッテの6000キロカロリーのキャンプ食事を平らげないと 自民党の安倍新総裁が3000円以上もするカツカレーを食べて体調が万全であることをアピールしていたのが話題になった。このカツカレー、元
巨人の名二塁手・
千葉茂さんが「ワシは
トンカツのごはんとライスカレーを一緒に食いたいんや」と銀座のさるレストランにムリヤリ(?)作らせたのがその始まりというのは、よく知られた話だが、千葉さんの面白い話をもうひとつ。昔々のことだが「週ベ」の本文部分を印刷していたT印刷の校正室で、千葉さんはカツ丼、天丼、そしてカレーをソバ屋から取り、それぞれにふた口ぐらいハシをつけて「ウ〜ム、満足や」。こういう人でないとカツカレーの発想は生まれないようだ。
それにしても、千葉さんが作らせたカツカレー、カツの上にカレーソースをかけたのか、カレーライスの上にカツを乗せたのか、はたまたカツとカレーソースはセパレートだったのか。ここを聞きもらしたのが残念だ。筆者はセパレートはちょっとごめんこうむりたい。ライスの上のひと切れのカツを引っくり返すと、米粒が3、4個くっついてくる、アレがイヤなのだ(何だか東海林さだおさんみたいになってきたが)。
それはともかく体が資本の野球選手。千葉さんのカツカレーも、常に「食」を意識している人だからこその発想。プロ野球人で、食に関心の薄い人はまずいないだろう。プロ野球の歴史上、もっとも食にこだわった人と言えば、
金田正一元ロッテ監督だろう。選手時代、キャンプでは自前でナベ料理の日々。ミネラルウオーターを球界に広めたのもこの人だ。73年にロッテの監督になってからは、とにかく「食え、食え、食え」でキャンプの食事は何と1日6000キロカロリー超!
成人の必要量は2300ほどだから、恐るべき摂取量。写真は75年ごろの食事風景。弘田、千田、江島(右から)らの顔が見えるが、いささかもてあまし気味?
文・大内隆雄