皆川睦雄(1935~2005) 「細く長くやらせてもらいますわ」 “最後の30勝投手”として知られる下手投げ右腕だが、33歳にして自己最多の31勝を挙げた1968年シーズンを除いては、一度も20勝の大台に到達していない。
54年の南海入団から2年間は白星なし。3年目にアンダースローにフォームを変えて以降は、毎年コンスタントに2ケタ勝利をマークしたが、当時のチームには
杉浦忠ら大エースがおり、また自身の控え目な性格も手伝い、長らく二番手が定位置だった。
先発、リリーフにフル回転する当時の皆川に、周囲は「損な役回り」と同情したが、本人は・・・
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