田宮謙次郎[1928~2010] 「選手の身のことを、もっと考えるべきです」 1949年の大阪タイガース入団から野手転向を経て、58年にセ・リーグ首位打者を獲得した田宮謙次郎。同年オフ、A級10年選手制度(現在で言うFA制度)の権利を得ると、残留を前提に球団との交渉に臨んだが、球団が提示したボーナス額は予想をはるかに下回り、また誠意の感じられない対応もあって話はこじれた。
球団側は、引退試合の開催や引退後の保障などチーム一のスターだった
藤村富美男に准じた待遇をすると提案したが、田宮は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン