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東京六大学リーグ

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明大のルーキー・渡辺佳明「一番・三塁」で開幕戦初打席初安打初得点


 春夏合わせて5度甲子園を制した横浜高・渡辺元智監督の孫で、明大のルーキー・渡辺佳明(1年・横浜)が上々のデビューを果たした。

 4月11日、東京六大学リーグ開幕の東大1回戦で「一番・三塁」として先発出場。明大・善波達也監督に「オープン戦でも一番を打たせたが、第1打席の出塁が多かった。ゲーム勘があり、タイミングを合わせるのがうまい」と期待されての起用だった。

 注目の1回裏。2ボール1ストライクから、東大・山本俊(3年・西春)が投じた139キロの真ん中高めの直球を中前へ弾き返し、リーグ戦初打席初安打を記録した。犠打の後、一死三塁から高山俊(4年・日大三)の適時打で先制のホームを踏んだ。

「試合に出たら1打席目から打とうと思っていた。うれしさがありました」と、渡辺は白い歯を見せた。善波監督も「一番に起用してよかった。あれだけのいい打撃ができるのは、大したもの」と目尻を下げた。

昨秋優勝の明大は4月11日の開幕試合[対東大]で登場。「一番・三塁」の1年生・渡辺は1回裏の神宮初打席で中前打を放ち、一死三塁から高山[4年・日大三]の適時打で先制のホームを踏む[写真=田中慎一郎]



 初回の打席に入る前、指揮官は・・・

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