名門・PL学園、新・校長監督が率いコールド発進
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4月18日、府大会1回戦[対渋谷]を7回コールド[9対1]で初戦突破。今年4月から監督として率いる草野裕樹校長[右端]。今年4月の新入部員の募集がなく、名門校の存続が危ぶまれている[写真=太田裕史]
4月18日、春の大阪大会1回戦。PL学園が渋谷を8対1の7回コールドで破ると、豊中ローズ球場の場外では多くの記者が“新監督”を囲んでいた。輪の中にいたのは今春から指揮を執る草野裕樹監督だ。
前監督の正井一真氏に代わり、今春から校長職と共に監督業も引き継いだ。正井氏同様、本格的な野球経験は持たないが、09年には部長として春夏の甲子園も経験。初采配後、春の初戦とは思えない数の報道陣を前にしても対応に余裕が感じられたのは、そんな経験からだろう。
「夏まで監督をされるということでよろしいでしょうか……」
「今後も野球部OBから監督を探すことは続けるのでしょうか……」
「廃部の可能性も囁かれていますが……」
質問は試合に関わりのないところまで広がったが・・・
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