東都最多V誇る古豪・専大が52季ぶり復権
東都で最多のリーグ優勝を誇る名門・専大が、古豪復活を果たした。
5月20日の拓大2回戦に1対0で勝利。8勝2敗で勝ち点を4とし、1989年春以来、52季ぶり32度目のリーグ優勝を決めた。齋藤正直監督は、手にしたウイニングボールを見つめながら、しみじみと言った。
「このボールを取るまでに、長かった。選手たちが非常につらく長い日々に耐えて、今日の栄冠を勝ち取ってくれたことが何よりうれしい」
昨秋は二部で優勝。一部二部入れ替え戦で青学大を下し、4季ぶりの一部復帰を決めた。その際、指揮官は「新生・専大として頑張ろう」と、伝統のユニフォームを一新することを決意。メジャー・リーグのアスレチックス風の新ユニフォームで臨んだ今春、69年春の日大以来2校目の「一部復帰・即優勝」を成し遂げた。

古豪復権の瞬間を見たさに、神宮の三塁側の応援席は学生、関係者でぎっしり埋まった。平日開催の東都でこの大観衆は異例[写真=大賀章好]
昨年2月。齋藤監督は当時二部だったチームの指揮官に就任すると・・・
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